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クリーブランド・キャバリアーズがウォリアーズに4連敗した大きな理由は、レブロン・ジェームズが第一試合で手首を自ら痛めたからだ [スポーツ]

クリーブランド・キャバリアーズがゴールデンステート・ウォリアーズに本日(6月9日)NBAファイナルズの決勝戦で一勝もできず、4連敗して敗退した。ウォリアーズがファイナルズを連覇し、この4年間で3回優勝したことになる。ウォリアーズはカリー、デュランというスーパースターがお互い、補完し合い、第四戦目はNBAファイナルの試合では珍しく、第4クォーターで試合が決まり、スターターは試合終了直前には両チームともコートにはいなかった。これはNBAファイナルズでは相当、珍しい現象だ。

さて、結果だけをみればウォリアーズが圧勝という印象を持つかも知れないが、第一試合はむしろキャバリアーズが大金星を得るような試合展開であった。ただ、JRスミスが同点の試合終了直前にフリースローのオフェンシブ・リバンドを掴み、そこでシュートを決めれば試合は決まったにもかかわらず、なぜかドリブルをして自チームのバスケットから離れ、3ポイントラインを越えてしまい、怒鳴るレブロン・ジェームズに気づいて急いでチームメイトにパスをしたが、そこで試合終了の笛が鳴り、延長戦でウォリアーズに大差をつけられて敗退する。「スラムダンク」で桜木が試合終了直前にリバンドを掴み、赤木にパスをしたと思ったら、顔の似ている高砂にパスをして試合に敗れた神奈川決勝リーグの海南大付属戦を彷彿させるような凡プレイだが、JRスミスのミスは桜木のミスよりさらにあり得なく、それは漫画よりも非現実的であった。あまりに馬鹿げていて、その馬鹿さ加減を笑うこともできない。そして、この敵地でほぼ試合をものに出来たというチャンスを逸したキャバリアーズは、敵地での第2戦ではほぼ勝機がみられず、ホームでの第3戦はカリーの大不調もあり、ハーフタイムまではリードしていたのだが第3クォーターに逆転されるとそのままずるずると負けてしまった。そして、第4戦は試合放棄をしたような負け方をしたのだ。

この戦い方はちょっとレブロン・ジェームズらしくないなと思っていたら、なんと彼は第一試合後に壁か何かを殴り、手を骨折したようだ。彼らしくなく感情的になってしまったのかもしれない。この第一試合は確かに後味が悪く、試合終了のちょっと前にケビン・デュランとのオフェンシブ・ファールがレブロンのブロック・ファールに撤回されたり(実際はブロック・ファールではあったが、ビデオテープをチェックした理由は制限エリアにレブロンがいたかどうを問う違うものであった)、そもそもジョージ・ヒルがフリースローを二本とも決めれば勝ち越せた(ただし、ウォリアーズ・ボールだったのでそれで勝利した保証はない)。そのうえで、JRスミスの同点であるのに勝ち越していたと勘違いでの軽率なプレイである(その前によくあのリバウンドを取ったということもあるのだが)。さすがのレブロン・ジェームズでさえも感情をコントロールできなかったのであろう。JRスミスの軽率すぎるプレイを彼が挽回できる唯一の方法は、このシリーズでウォリアーズに勝つことだったのだろうが、そのチャンスも、彼のプレイを含めた様々なフラストレーションが、レブロンの手を結果的に骨折させてしまったことで潰えてしまった。骨折をしてしまったことは大変、残念だし、多少、愚かだったのではないかとも思えるが、レブロンの凄いところは、その後も敵であるウォリアーズに知られたら不利になると思い、それを隠して、プレイをし続けたことである。そして、第4戦を除けば、そのようなハンディを背負っていると微塵も思わせない(流石に第一戦の51得点というのはなかったが)プレイを続けたことである。

私はウォリアーズをもう20年以上も応援しているファンであるのと、もうずっと辛酸をなめさせられ続けたので敵に同情するような気持ちにはなかなかなれないが、今回のクリーブランド・キャバリアーズに対しての勝利は、そんなに晴れやかな気持ちになれない。これならボストンやトロントと戦った方がよかったような気もする。

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