So-net無料ブログ作成

未だ危険な放射能汚染の食品 [原発問題]

 福島原発の事故から4年。原発再稼働にご執心の安倍政権。原発事故の影響は隠蔽されて、静かに進行している危機に対して、なんか、原発再稼働に徹底的に反対する私もだんだん無頓着になってきている。原発によって生じた食品汚染が改善されている訳ではまったくないのに、どうも危機意識が摩耗されているのだ。
 そのようなボケ意識を吹き飛ばされたのが、3月10日の日本農業新聞の記事である(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150310-00010000-agrinews-soci
)。放射能汚染で今でも栽培ができない椎茸農家の話が紹介されていた。
 まあ、椎茸農家だから今でも厳しいのだろうな、と思って読んでいて、「岩手県一関市の山間部の農家」の話であることを知って驚いた。福島県かせいぜい栃木県の農家の話だと思っていたからだ。岩手県に放射能が降ったことは知っていたが、あれから4年、もう過去のモノになっていたような根拠のない気持ちになっていたのだ。セシウムの半減期を考えたら、そんなに減るはずがないのに、政府が大丈夫といった情報を流してばかりいるので、反対派の私でさえ、そうかもしれないと思うようになっていたのだ。恐ろしい。
 東京新聞も2月20日の記事で、千葉の手賀沼、印旛沼、茨城の霞ヶ浦、牛久沼といった湖沼の放射能汚染の凄さを報じていた。ちなみに、手賀沼では1キロあたり1000ベクレル超の場所もあった。手賀沼ではオリンピック競技を行わないだろうが、どちらにしろ「アンダーコントロール」とはとてもいえない状況である。
 それでは、どの程度、相変わらず、食品は放射能に汚染されているのだろうか。どうも最も危ないのはジビエだそうだ。ううむ。最近、ジビエ料理を食べてしまったな。しかし、よくよく考えたら、危ないのは当然だ。危険への自覚が薄れてしまっていたことに自分自身、愕然とする。あとは、野生キノコ、そしてイワナ、ワカサギなどの淡水魚である。キノコに関しては、静岡県富士市で360ベクレルのものも確認されたそうだ(アエラ3月9日号)。
 他に気をつけるべきものは、野菜ではレンコンとたけのこ、ヤーコンだそうだ。私はたけのこが大好きなのだが、子供達には食べさせないように気をつけないといけない。あとは、ニラ、小松菜。ほうれん草。魚ではヒラメ、鰹、ぶり、マダラ、フグだそうだ。
 セシウム137が1000分の1になるのには約300年後。それまでどのくらいの日本人が食品からの放射能汚染で寿命を縮めるのであろうか。しかも、事故を起こしただけでなく、その後の処理をしっかりとしないで、無責任な危機意識の低さを増長させたことで、より我々の危険は増しているのだ。これが、本当の風評被害ではないのだろうか。
 メルケル首相と安倍首相が会談するということで、安倍首相にドイツのメディアが「ドイツは福島の事故を受けて脱原発にしたのに、日本はなぜ再稼働を考えるのか」と素朴な疑問をぶつけた。
 これに対し、安倍首相は「再生可能エネルギーはまだわずか。国民に対し低廉で安定的なエネルギーを供給していく責任がある」と説明。原子力規制委員会の新規制基準に適合した原発は「再稼働していきたい」と従来の方針を繰り返した。
 ・・・・・・なんか、本当に厭世的な気分になってきませんか・・・・

nice!(0) 

nice! 0