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ゴールデンステート・ウォリアーズがチーム史上最高勝率をあげる(さあ、プレイオフだ) [スポーツ]

 ゴールデンステート・ウォリアーズがチーム史上最高勝率の67勝15敗で今シーズンを終えた。勝率0.817という冗談のような成績である。ホームでの対戦成績は39勝2敗。
 全チームで最多得点、最高のフィールドコールド率、を記録しているだけでなく、試合の得点差も最大であることから分かるようにディフェンスもとてもよい。ディフェンス・レーティング(100ポゼッション当たりの敵チームの得点)も全チームでもっともよい。オフェンス・レーティングは2位である。このトップ・レベルのディフェンスとハイ・ペースのオフェンスが共存できているのは全NBAチームでも37年ぶりであるそうだ。
 そして、ウォリアーズのすごいところはチームワークが恐ろしくいいところである。この点では、サンアントニオ・スパーズと双璧であろう。何しろパスが多い。少しでもシュート確率を上げるために皆が協働している。元オールスターのスーパースターであるイグアダラが先発でないところもよい。イグアダラだけでなく、まだ脂がのっている元オールスターのリーでさえベンチ・スターとだ。そのお陰で若手の先発コンビであるバーンズとグリーンが思い切りプレーできているだけでなく、とてつもなく強力なベンチがつくられている。これは、昨年とはとてつもないほどの違いである。前述した2人に加え、リビングストン、スペーツ、バルボサといったベテラン勢は他のチームであったら先発でもおかしくないだろう。3年目のエジィリはオフェンスはともかく、ディフェンスではそれなりの存在感を持っているし、ホリデーも貴重な戦力となっている。アキレス腱断裂から戻ってきたラッシュがまだ、本調子ではないのは残念だが、それにしてもこの豊かで多彩なベンチ群の素晴らしさといったらどうだろう。67勝はまぐれではできない。このベンチ群の優秀さが、67勝を達成できた大きな要因であろう。
 しかし、何より傑出しているのは若手の2人を除いたスターターである。いや、若手の2人も今シーズンは大活躍していると思うし、特にグリーンは年間最優秀ディンシブ・プレイヤーの候補にまであがっている。彼の守備の多能さが、ウォリアーズの守備を強力にしているのは間違いない。ただ、残りの3人は、何しろ飛び抜けている。
 まず、シューティング・ガードのクレイ・トンプソン。サクラメント戦で1クォーター37点という凄まじいNBA記録を樹立したことからも分かるように、得点マシーンである。一試合得点は、全NBA選手中9位(カイリー・アーヴィングと同順位)。しかも、ウォリアーズは接戦が少ないので、分当たりに換算するとなんとレブロン・ジェームスの次の6位になる。ちなみに1チームから二人の選手がベストテンに入っているチームはゴールデンステート・ウォリアーズだけである。
 そして、何よりこれまでのウォリアーズと大きく違うのは、ディフェンスの要となっているセンターのアンドリュー・ボーグの存在である。一試合当たりのリバンド数はグリーンよりも少なくチームでも一番ではないが、ブロックはチーム一番で全NBA選手中18位。プレイ時間の短さを考えると相当である。そして、彼が凄いのは徹底してディフェンスをしていることである。チームの勝利を優先している彼のプレイはチームメートを大きく鼓舞するであろう。モンテ・エリスとボーグのトレードが、万年ドアマットのウォリアーズのチームの命運を大きく変えた転換点だと私は思っている。それぐらい、ボーグの存在は大きい。
 そして、MVP最有力候補のステッファン・カレー。一試合平均得点は23.9点、今シーズンの3ポイントの最多得点者であると同時に、シーズンでの3ポイント得点の自己が持つ記録を今シーズン更新した。その華麗なるプレイは、おそらくお金を出してもっとも現時点で見たいNBA選手であろう。私は今年、生で観ることができたが、NBAに新たなる魅力をつくりだした選手ともいえるであろう。レジー・ミラーをも越えた素晴らしいシューター、パッサー、ドリブラーである、そしてマジック・ジョンソンよりもマジックを演出できる超スーパー・プレイヤーである。
 さあ、プレイオフは今日から始まる。楽しみだ。
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