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トランプのオバマ批判は的が外れすぎていて、それが逆に恐ろしい [トランプのアメリカ]

 トランプは、大統領の選挙期間中にオバマがトランプ・タワーの電話を盗聴したと土曜日(3月4日)にツイートした。「最悪だ。今、オバマがトランプ・タワーを盗聴したことが判明した。何も見つからなかった。これはマッカーシズムだ」。
 もしこれが本当だったら大変なことだが、そもそも大統領であっても、勝手にアメリカ市民の盗聴をすることはできないそうである。それは法務庁の判断であって、大統領の権限では関係ないそうである。(http://edition.cnn.com/2017/03/04/politics/trump-obama-wiretap-tweet/index.html)。
 まあ、これまでもオバマ大統領はISISの設立者であると言ったり、アメリカ生まれではないだろうと言ったり、出鱈目のことを言いまくっているが、これらはすべて根拠がしっかりしないということである。今回も、その根拠はどうも、マーク・レヴィンというラジオ・ホストが言ったことをブライトバートが記事として取り上げたのをトランプが目に留めたからではないかと伝えられている。このマーク・レヴィンという人は1957年生まれの弁護士で「マーク・レヴィン・ショー」というラジオ番組ももっているようだ。著作もあるそうだ。ラッシュ・リンボーのような人のようである。
 さて、しかし、彼の主張もほとんど妄想に近いようである。その、あまりの出鱈目さに、CNNやCBSなどもどのように対応していいか分からないような印象を受ける。というか、これだけ根拠がなく出鱈目を述べているのであれば、その責任を取る必要があるのではないだろうか。特に大統領であれば、その責任は大きいであろう。トランプはマスコミを「フェイク・ニュース」と批難しているが、トランプこそがフェイク・ニュースであろう。
 しかし、トランプ大統領の支持者は、こういう事件が起きても蛙の面に小便状態になっている。私はトランプが大統領になったことよりも、彼を支持し、そして、これだけの醜態を晒してもまだ支持しているアメリカ人がこれだけ多くいるということに大変な失望と落胆を覚えている。トランプ大統領を選んだしまったことで、アメリカは50年は後退してしまったのではないだろうか。というか、アメリカが元のように戻ることが出来るのであろうか。トランプ大統領はMake America Great Againとのコピーで大統領選を戦ったが、結果的にアメリカはその偉大な世界での位置づけを半永久的に失っているようだ。アメリカ人の友人には深く同情する。

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