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トランプ政権がFBIのコーミー長官を罷免する [トランプのアメリカ]

 トランプ政権がFBIのコーミー長官を5月9日に解任した。FBIは大統領選においてロシアとトランプ陣営の関与を捜査していた。FBI長官の任期は10年でまだ6年残している。FBI長官が任期中に解任されるのは極めて稀で、史上二人目だ。前回はビル・クリントンが大統領の時にセッション長官が解任された。セッション長官は自宅の塀の改修費を政府に要求したことが発覚したためで、解任も致し方なかった。コーミー長官はそういう「倫理」的な問題はまったくなく、そのタイミングからしても、3月20日の下院情報委員会で「ロシアによる米大統領選介入疑惑の捜査の一環で、トランプ陣営とのつながりも調べている」と証言したことが理由であると捉えるのが自然であろう。
 というか、あまりにも馬鹿正直で唖然とする。自分たちに非があるというのを認めているようなものではないか。
 しかも、長官を解任する理由は「ヒラリー・クリントンのメール問題への対応が理由だ」としているから開いた口がふさがらない。というのも、トランプは一貫して、そのコーミー長官の対応を賛辞していたからだ(例えば2016年11月7日のミシガン州グランド・ラピッドでの講演。下記参照)(https://www.youtube.com/watch?v=-64nfy6i58w
 しかし、それにしてもこれはまともな民主国家ではない。日本も相当、出鱈目で滅茶苦茶であるが、アメリカよりはちょっとまともであろう。こういうことを私が書いているのは自分でも意外である。しかし、これはアメリカだけの独立した問題ではなく、民主主義が徐々に崩壊しつつある流れの一つであるとして捉えることが重要であろう。

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