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ウェールズのランドスケープは美しい [地球探訪記]

 イギリスはおそらく10回以上は訪れていると思う。行く時はほとんどが大都市であるし、イングランドであるので、あまりランドスケープが美しいと思ったことはない。ただ、鉄道で移動することが多いので、例えばマンチェスターからカーライルの車窓に展開する湖水地方のランドスケープや、ニューキャッスルからエジンバラへと展開する北東の海岸沿いなどはなかなか息を呑むような風景であるよな、と感心したりした。ただ、これまでのイギリス訪で本当に感動したのは、レンタカーでエジンバラからインバネス、ネス湖、とスコットランドを周遊した時で、このときは「緑の惑星」という感じで、地球の景色とは思えないような雄大なランドスケープに圧倒された。
 さて、しかし、今回はウェールズのアングルシー島に4日間ほど滞在したのだが、このアングルシー島やスノーデン国立公園といったウェールズの風景はまさに絶景であり、ドイツやフランスなどでもアルプス山脈でしか出会えないような自然の造形美と遭遇し、驚いた。アングルシー島を西に行くと、サウス・スタックとよばれる海に面した絶壁があるのだが、ドーバー海峡などに比べてはるかに迫力があり、また、ちょうどワイルドフラワーが咲き乱れて、自然の絨毯のように地面が美しく被われており、その景色は絶景慣れしている私にとっても、驚くようなものであった。
 さらにアングルシー島から南に行ったところに、スノーデン国立公園があるのだが、そこの風景はある意味、チベットよりも壮大であった。標高1300メートル程度の山なのだが、海面から隆起しているような山なので、実際の数字よりはるかに高く見える。存在感に溢れる山なのだが、今回の滞在期間中もほとんど雲に隠れていて、その姿が見えたのは3日目だけであった。その雄姿は、前述したサウス・スタックから見えたのだが、紺碧の海と絶壁の岩を前景に聳えるスノーデンの山々は神々しささえ覚える。この光景は、例えば海岸美で有名なアメリカのオレゴン・コーストやオーストラリアのヴィクトリア州の南部の海岸をも上回ると思うのだ。その素晴らしさに比して、知名度があまり高くないと思うのだ。日本では強いていえば礼文島を彷彿させるが、礼文島よりアングルシー島のワイルドフラワーの方が迫力に溢れている。ヨーロッパという風土の中でも傑出した美しいランドスケープをウェールズは擁していると思われる。

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(サウス・スタックからみたスノーデン)

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(サウス・スタックのカラフルな絨毯のように咲くワイルドフラワー)

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(サウス・スタックの驚くほど美しいランドスケープ)

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(スノーデン国立公園の渓谷美)

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(スノーデン国立公園のランドスケープ)
 

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