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趣味が「音楽鑑賞」ということはあるのだろうか [その他]

新しいゼミ生を採用した。14名を採用したのだが、初顔合わせのミーティングを行った。そこで自己紹介をしてもらったのだが、そこで趣味を聞いたら、女子学生の多くが「音楽鑑賞」と回答したのである。そこで、ちょっと違和感を抱いたのだが、果たして「音楽鑑賞」というのは趣味なのだろうか。例えば、私も自動車を運転する時は、まず「音楽鑑賞」しているし、CDはおそらく500枚は持っている。それでも「音楽鑑賞」というのが、趣味とは思わない。No Music No Lifeというコピーがあるが、音楽鑑賞というのは人生のビタミンのようなものではないのか。これは、趣味は暇つぶしということなのだろうか。気になって辞書を調べてみたら「専門としてではなく、楽しむこと」と書いている。同じようなことは「映画鑑賞」とも言える。というのは、映画を観るというのは、結構、普通のことである。それほど特別なことではない。他には何もしていないのだろうか。

ちなみに、私は同じ質問を聞かれると、バンド活動を挙げるであろう。その次は、百名山を目指しているのでハイキングになるだろうし、スキーも好きなので趣味の範疇に入るであろう。素人の横好きかもしれないが、写真撮影もするし、料理もする。あと、最近は鉄道模型に手を出している。カメラとか鉄道模型は、どちらかというと無駄金遣いの類いに含まれるのかもしれないが、それでも音楽鑑賞よりは、ずっと趣味に近いような気がする。逆に言えば、音楽鑑賞というのは、趣味がないと言っているのであろうか。いろいろと気になったのでここに記させてもらった。もちろん、オーディオ機器に拘りを持って、クラシック音楽とかジャズ音楽とかを聴いたりするような「音楽鑑賞」を趣味にしている人もなかにはいるかもしれないが、どうなんだろう。

などと考えていながら、20代後半のイラストレーターの女性と飲みに行ったのだが、彼女はベック(BECK)の大ファンで来日すると、京都から東京までコンサートに行くらしい。このレベルになると、これは「音楽鑑賞」でも趣味の領域に入るかもしれない。私もそういう意味では椎名林檎の音楽鑑賞に関しては、趣味の域に近い。これは、おそらく音楽鑑賞をただ受動的にするのではなく、批判的に評価するだけの知識と情熱をもっているということではないのだろうか。そのレベルに達して、はじめて「音楽鑑賞」が趣味になると思ったりする。すなわち、その対象をより知りたいと思う「情熱」があって、またなおかつ周囲もそれなりに認めてくれるだけの「知識」や「技術」があって初めて趣味になるのではないか、と思ったりした。

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