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『小さな革命・東ドイツ市民の体験』 [書評]

ドイツ在住のフリージャーナリストによる本。30人程度の知人への取材から、歴史を再構築しようとする試み。東西ドイツ再統一前後において、東ドイツ市民がどのようにそれを受け止めたのか。また、統一後、西ドイツに「併合」された形で変革が進んできた過程をどのように受け入れたのかが、ある程度、みえる本ではある。ただ、取材をもとに歴史を再構築しようとしている試みは、読み応えはあるが、どうしても著者による主観に基づく見方という印象は拭えない。いや、それが悪いと言っている訳ではなく、私も読みながら、いろいろと新たな視座を獲得できたので悪くはないのだが、歴史書的な重みはない。そういうことを踏まえて読めば、東ドイツというこれまで日陰者であった人達の考えなどが分かって興味深い。


小さな革命・東ドイツ市民の体験―統一のプロセスと戦後の二つの和解

小さな革命・東ドイツ市民の体験―統一のプロセスと戦後の二つの和解

  • 作者: ふくもと まさお
  • 出版社/メーカー: 言叢社
  • 発売日: 2015/08/03
  • メディア: 単行本



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