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トランプの政府閉鎖の本当の意図は壁をつくる予算を得るためではなく、FBI潰しだ [トランプのアメリカ]

トランプの政府閉鎖は30日間に突入した。歴史上、最も長い政府閉鎖である。政府閉鎖はこれまで大統領が主導したことは一度もなく、そういった意味でもとんでもないことをしでかしたなと固唾を呑んで、アメリカのケーブルテレビをチェックしている日々をここ1ヶ月ほど送ってきている。これは、日本の政治評論家で、現状のトランプを私が納得するような説明をできる人が不遜な言い方になるが、一人もいないからだ。例えば、アメリカの政府封鎖を、トランプの民主党支持者の分断作戦だ、という妄想を書いていているブログを見つけたりしたが、この人は一体全体、どんなフェイクニュースを読んでいるのだろうという印象だ。(http://agora-web.jp/archives/2036830.html)。こんな状況下であるので、どうしても現地での情報を多方面から収集し、自ら判断をしなくてはならない。もちろん、その自分の判断も正しいかどうか自分でも自信はないが、適切な情報量が多くなると推察の精度も上がる。
 さて、私が信頼しているソースの一つは、レイチェル・マドー・ショーであるが、1月21日の彼女のこれが政府閉鎖の真の理由かもしれない、という内容の解説は非常に説得力があった(https://www.youtube.com/watch?v=-V5El-Bf1ek)。それはFBI潰しだというのである。ご存知の通り、ムラー捜査官だけでなくFBIもトランプとロシアの関係を国防的観点から調査しているとのは、先週のニューヨーク・タイムズ紙が報じたことだが、政府閉鎖をしているとFBIの捜査官の給料も未払いが続くからだそうだ。FBI捜査官は、採用される時に、賄賂されないように持ち金が少なくても生活できることなどが採用条件に含まれるそうだが、そうはいっても給料未払いのような状況が続くと、組織がまともに機能しなくなる。ムラー調査もほぼ終盤に差し掛かっているというのが大方の見方だ。この調査結果によってはトランプが弾劾される可能性は高い。当然、その結果がどういうものになるかをアメリカで最もよく分かっているのはトランプ本人そのものであろう。そして、それを避けるためになりふり構わない行動を取っている、すなわち、ムラー調査だけでなく、FBIという組織を崩壊させることがトランプの意図としてあるのかもしれない、とのレイチェルの説明は合点がいく。
 トランプの政府閉鎖は、随分と子供じみた馬鹿なことをするな、とトランプを揶揄する人も多く、私も何、不合理なことをしているのか、と思ったりしていたのだが、壁の予算を通せ、と民主党に駄々をこねているというのは表向きのピエロ面で、裏では相当したたかに自分のために動いていることが見えてきた。そして、FBI潰しというのは、まさにロシアのクレムリンが願っていることであろう。思ったよりトランプは馬鹿ではない。気をつけないと、何回でもやられるぞ。

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