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『モンスター』 [映画批評]

2003年に公開されたシャーリーズ・セロンが連続殺人犯の売春婦を演じる実話を元にした映画。タイトルは『モンスター』ということで、主人公は理解不能な殺人鬼のような先入観をもって観たが、映画では、そのようなことをしでかした犯人の哀れな愚かさが描かれていた。むしろ、この殺人犯を通して、そのような女性を生み出すアメリカ社会の歪みというか、醜悪さのようなものが浮き彫りにされていた。そして、それは今のトランプ大統領を生みだしたアメリカ社会の歪みのようなものではないだろうか。
 さて、しかし、この映画の凄まじいところは、映画の内容ではなく、何よりあの絶世の美女であるシャーリーズ・セロンが、ほとんどその美貌の見る影もない悲惨な売春婦役を演じ切れていることである。彼女はこの役柄のために12キロも太ったそうだが、何で、こんなに容貌が変わることができるのか。役者魂のようなものがひしひしと感じられる。というか、この映画の主人公と、マッドマックス・ヒューリー・ロードの女性ヒロインが同一人物とはまったく思えない。しかも、この映画に出演した時の方が若いのだ。凄い女優である。シャーリーズ・セロンはこの映画で主演女優賞を受賞するのだが、その受賞時には、体型を戻している。それは本当、映画の主人公と同一人物とは到底、思えない。下記のユーチューブで受賞時を観ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=v70pNFdsBSg


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  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2011/10/17
  • メディア: DVD



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