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常念岳(日本百名山38座登頂) [日本百名山]

常念岳に挑戦した。前日に松本市内のビジネスホテルに泊まり、3時15分に起床。4時前にチェックアウトして、一ノ沢の駐車場へ向かう。5時前に駐車場に到着。ちょうど一両分の空きスペースがあったので、そこに駐車する。ついている。そして、5時10分頃、登山開始。ここから一ノ沢の登山口までは1200メートル。ここにはトイレなどもある。ここは5時40分に出発。出発して500メートルぐらいで山の神の神社があり、登山の無事を祈って出発。烏帽子沢の渓流を左手にみつつ、緩やかに高度を上げていく。途中、沢を通るところもあり、泥濘みのところもあったりしたが、倒木をうまく使って歩けば問題はない。烏帽子沢の渓流は美しく、歩いていて楽しい。7時前ぐらいに大滝に着く。登山口から2.1 キロ、標高として300メートル稼いだが、常念小屋まではまだまだだ。さらに一時間、丸太橋を渡り、烏帽子沢の右へ行ったり左を行ったりして、笠原沢に到達したのがちょうど8時。この笠原沢は標高的には1900メートルで登山口からは600メートル標高を稼いだことになり、ちょうど半分ぐらい登ったことになる。そして、しばらく行くと胸突き八丁に差し掛かる。ここからはジグザグに高度を上げていく。烏帽子沢にはまだ長大な雪渓が残っている。常念岳もこちらから望めるのだが、ガスがかかっていてその全容はみることはできない。
 そして烏帽子沢を丸太橋で渡ると、最終水場に9時15分頃に到着する。ここまで来ると、あと常念小屋まで1キロメートル。高さも200メートルだけだ。難所と言われる胸突き八丁も越えたし、もうあと一息と思ったのだが、実はここから常念小屋までがとても困難であった。最終水場から常念小屋までの方が、むしろ胸突き八丁とかわらぬほどの急坂。最近はあまりなかった大腿筋が痙攣し始め、これは攣るかもしれないと緊張する。攣ると面倒なので休み、休みゆっくりと登っていくことにする。途中、三箇所、ベンチがあるのだが、三箇所ともゆっくりと休んで上がっていった。その結果、常念小屋に着いたのは10時30分と最終水場から1時間15分もかかった。これはコースタイムの50分より大幅に遅い。とはいえ、攣らずにどうにか到着できたのはよかった。
 そのまま常念小屋でチェックインをする。常念小屋は定員200名で、3日前に予約した時は既に250名が予約しているので、一畳を二人で共有して下さいと言われ、覚悟をしていたのだが、3階の部屋は天井が低いので一畳を一人で使うことができた。常念小屋で早い昼食を取る。私が注文したのは牛丼で1000円だった。なかなか山小屋としては味のクオリティは高い。ここで荷物を置き、水とカメラだけを入れたザックを担いで常念岳を覆い被さっていたガスが晴れたのを確認して12時頃から登山にチャレンジする。
 常念岳まではジグザグに礫の道を歩いていく。展望は抜群で、槍ヶ岳から涸沢、穂高岳と素晴らしい展望を右手に見つつ、左手には安曇野市の美しい田園風景を見つつ、登っていく。この坂も相当、厳しいが、常念小屋で休んだこともあり、大腿筋はどうにか我慢してくれている。展望の素晴らしさが、また疲れを吹き飛ばしてもくれる。
 常念岳に到着したのは13時30分。これもコースタイムを20分もオーバーしてしまった。大腿筋の痙攣だけではなく、なんか登りながら立ちくらみにもなりそうで、もう満身創痍での登頂であった。そういう意味では、これまでの登山の中でも今回の常念岳登頂は相当、厳しいものであったと考えられる。
 とはいえ、常念岳からの展望はまさに360度の絶景で、なぜ多くの人々が北アルプスに魅了されるのかがよく理解できた。この素晴らしい絶景を見るためなら、身体が多少、悲鳴を上げてもその価値があると思われる。槍岳は雲に姿を隠して、なかなかその全貌を見せなかったが、小屋に着いた頃に、その素晴らしくもユニークな偉容を我々に見せてくれる。
 絶景を堪能した後、ゆっくりと常念小屋まで下山をし、5時の夕食まで食堂にて生ビールを飲み、時間を潰す。ちなみに、このビール、身体が欲していたのだろうか、人生でも5本の指に入るぐらいの美味しさであった。夕食はハンバーグ定食。
 夕食を食べた後、6時にはもう就寝し、一度起きるが次に気づいたら3時。ゆっくりと身支度をして、4時30分頃に朝食を食べる。朝食は鮎煮と卵焼き、ソーセージなどでなかなか美味しかった。夕食よりも美味しいような気もする。5時にご来光を見て、下山開始は5時30分。胸突き八丁に差し掛かったのは6時18分。登りとは偉い違うインターバル・タイム。登山口に到着は9時であった。登りと違って、下りは特に問題もなかった。

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(登山口の手前にある駐車場。ぎりぎり一車輌分が空いていて助かった)

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(山の神の神社で登山の無事を祈る)

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(登山道にはワイルド・フラワーが咲き誇っているが、その中でもその優雅さで目立つのはクルマユリである)

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(胸突き八丁からは烏帽子沢の雪渓を展望できる)

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(常念小屋に着いた時は常念岳も小屋もガスに覆われていた)

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(常念小屋での昼食。1000円の牛丼は山小屋としては相当のクオリティであったかと思われる)

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(常念小屋から常念岳の肩の部分を展望する。これは、常念岳の山頂ではない)

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(常念岳への登山道はなかなか厳しい)

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(常念岳の登山途中から常念小屋を振り返って望む。キャンプ場のテントの色彩が美しい)

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(常念岳の肩から常念岳の山頂を望む)

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(常念岳の山頂までの道は険しいが左右に展開する素晴らしい絶景が疲れを吹き飛ばしてくれる)

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(登山途上に咲くしゃくなげの花)

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(登山道から安曇野市側を展望する)

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(常念岳の山頂)

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(常念岳の山頂から涸沢、穂高岳を展望する)

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(常念岳から大天井岳の方を展望する)

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(常念岳から横通岳の方を展望する)

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(常念小屋に近づいた時、それまで雲に見え隠れした槍岳が全貌を見させる)

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(常念小屋での朝食)

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(常念小屋からのご来光)

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(朝日によって赤く染まった槍岳)

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(胸突き八丁沿道に見られるワイルド・フラワー)

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(烏帽子沢の美しい渓流)
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